音楽を探しに街へ出よう

実験

デッド・ドロップ

スパイ活動における情報交換の手段。情報提供者と受領者が直接会わずに機密情報を共有する方法を指す。人目につきにくい建物の隙間などの場所に文書や物品を隠し、相手が後でそれを回収するなどの手法がとられる。

USB Dead Drop

ベルリン在住のコンセプチュアルアーティスト、アラム・バートル氏によって考案されたシステム。単にデッドドロップとも呼ばれる。
公共の場に設置されたUSBメモリ装置であり、多くは速乾性のコンクリートで固定されている。端末を接続することにより、匿名のオフラインP2Pファイル共有ネットワークとして機能する。

東京都稲城市矢野口にUSB Dead Dropを設置しました

Pz-LinkCard
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Spotifyでしか配信をしていないアーティストがいて、ブックオフの280円の中古CD棚でしか手に入らない音楽があるように、世の中には『路上のメディアにアクセスすることでしか聞けない音楽』が存在しています。

そうした音楽に目と耳を向けてもらうために、東京都稲城市矢野口の高架下にUSB Dead Dropを設置しました。

2025年1月26日の設置時点で、中には

  • USB Dead Dropsのマニフェスト(英語)
  • 私 ハニワニハが書いたデッド・ドロップスと音楽の結びつきについての評論
  • 私 ハニワニハが付近で録音したフィールドレコーディングファイル

が入っています。

設置風景

この評論を読みにいく体験が、そうした音楽を探しにいく良きチュートリアルとなることを願っています。

ルート

座標は ”35.63317606636325, 139.51970403770764” 。最寄駅は京王相模原線『京王よみうりランド』です。

まずは駅を出て右側に進み、

次にローソンのある角を右に曲がります。

しばらく道なりに進むと、山に続く坂道があります。

この壁の境目です。

注意

USB Dead Dropは『誰でもアクセスできる』という特徴があるため、第三者によるデータの削除マルウェアの設置などの行為がありえます。

USB Dead Dropへのアクセス・探索は自己責任で行ってください。

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