せいち‐じゅんれい【聖地巡礼】
コトバンク デジタル大辞泉より
1 宗教上の聖地・霊場などを参拝して回ること。聖地巡拝。→巡礼
2 俗に、熱心なファンが、アニメ・漫画の舞台となった土地や建物などを聖地と称して訪れること。
こんにちは。アシャータと申します。
突然ですが、みなさんは「聖地巡礼」していますか?
アニメ好きの方の中には作品の舞台になった土地に実際に訪れて、劇中と同じ画角で写真を撮るなんてことをされている方も結構いますよね。

というわけで、今回はとあるアルバムのジャケットの撮影地に行き(撮影ポイントを特定し)、同じアングルで写真を撮ります。
「聖地」を特定する
私が今回選んだのはパソコン音楽クラブの「Ambience」です。
選定の理由ですが、私がこのアーティストの大ファンであるというのと、大ファンが過ぎて過去に同アーティストのアルバムで聖地巡礼をやっているというのがあります。ここまで来たならやらねばなるまいて……。

しかし、どこで撮影されたか必ずしもアナウンスされるわけではないので、自力で「聖地」の場所を特定する必要があります。
今までのアルバムでは、特徴的な建造物がジャケットに使われていたため、特定が比較的容易でしたが、今回の「Ambience」のジャケットは情報が「芝生と木」しかない!

公園の風景ではあることはわかるのですが、人工物が見当たらないのでどこの公園なのかがさっぱりわからない、どうすれば……。
正直なところ完全にお手上げなので作者に直接聞きました。
というのもメンバーの柴田さんがInstagramで質問を募集していたため、軽い気持ちで質問してみたところ、回答が返ってきたのです。

世田谷にある砧(きぬた)公園というところらしい。
情報の入手経路にズルさが大分否めないですが、「聖地」が特定されたので実際に行ってみましょう!
「聖地」に行ってみる
ということでやってきました。
渋谷駅から電車に揺られること約1時間、用賀駅です。

駅から公園までの道は用賀プロムナードというらしく、その道だけ舗装が特別仕様(おそらく川の流れをイメージしたタイル貼り)でした。
近隣住民の方の通行ルートも兼ねていて、のんびりしとした空気が流れていました。






用賀プロムナードを抜けると、いよいよ砧公園です。
ジャケットと同じアングルを探す


ということで砧公園に着きました。木々が青々としていて歩道が広く、過ごしやすい公園なのは間違いないのですが、思ってたよりも大分広いです。
同じアングルを探すのはなかなか難易度が高そうですね。



入園しそぞろに歩いてみますが、求めている光景がすぐに出てくるわけもなく……。
撮影日は7月の上旬。曇りで日差しは弱いとはいえ30℃を超える気温がジワジワと体力を奪っていきます。
そんな中アルバム内の「Murmur」というハイテンポな曲を聴いていると「ダウンする前に見つけないと」「そもそも今日中に見つかるのか?」と焦燥感が募ります。
また、この日は奇しくも同アーティストの最新アルバム「FINE LINE」のリリースパーティーの日。筆者はチケットを買い損ね渋谷公演に行くことはできませんでした。何やってるんだろう、俺……。
一旦かき氷でも食べて落ち着きましょう。

一服したところで改めてジャケットを確認してみましょう。

ジャケットからわかる情報は以下の2点。
- 両脇の木の枝が地面すれすれまで伸びている
- 人工物(舗装された道、建物、街灯)が見られない
この条件に合致する場所を探せばいいわけです。
よっしゃ!改めて探すぞ!


特徴を探しながら散策し、なんだかよさげなスポットをいくつか発見。
それぞれ見てみましょう。


なかなか惜しいところまで来てるんだけどな……あと一押しが足りないんよな……と粘り強く探索を続けると、おや?


ここなんじゃないの!?
そして何よりも気になったのが足元です。
地面に「ここが撮影スポットです」と言わんばかりのマンホールがあって、実際そこから撮るとそれっぽい写真になるという……。
つまりそういうことですよね!?パソコン音楽クラブさん!!

自然物なので正直なところ「絶対ここです!」とは言い難いですが、1時間以上園内を歩き回って同じようなアングルになる場所は見つからなかったので、個人的には「他にここ以上の場所はないのでは」と思っています。
まとめ

ということで、アルバムのジャケットと同じアングルの写真を撮ることができました。
やはり自然物は難しい!今度はヒントなしで自力でたどり着きたいですね。
ちなみに撮影スポットの具体的な位置はコチラです。
みなさんも音楽の聖地巡礼、やってみませんか。

ヴェイパーウェイヴのビジュアルイメージに強い影響を受け写真活動を開始。
日常的に撮影する無人空間が一律に「リミナルスペース」と呼ばれることに疑問を抱き、YureiLandscape、Tellurらと共に新たな概念「EchoSpace」を提唱。
並行して、ゲーム機内蔵カメラを活用したリミナルスペース的質感を追求した作品も発表している。
最近は「ポピー研究家」を自称し、駅のコンコースにある空白の広告欄に挿入された風景写真を採集・記録している。


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